こんにちは、転妻なっちです!

今回は、現在5歳の長女が2歳のときに初めて与えた英語教材「こどもちゃれんじイングリッシュ」を選んだ理由と実際に受講した感想をお伝えします。
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幼児向け人気英語教材
初めて本格的に英語教育に取り組み始めたのは2017年の2月。
長女が2歳6か月のときでした。(スタート時期に関して、長女の時の経験から2歳半~というのは遅かったという気がしているので、長男にたいしてはもっと早く始める予定。)
それまでは2歳前後からYoutubeでマザーグース(英語圏の童謡)を聴かせたり、洋書絵本を読み聞かせしたりしていたものの、マンネリ化してきて娘の反応もイマイチだったため、通信教育にトライしてみたいと思うようになりました。
- こどもちゃれんじイングリッシュ
- ワールドワイドキッズ(WWK)
- ディズニー英語システム(DWE)
ただし、ディズニー英語システム(以下DWE)は正規購入でフルセット揃えると、なんと総額80万円超え!!
節約家庭にはとても手が出る金額ではない… ということで早々に候補から除外してしまい、残ったワールドワイドキッズ(以下WWK)とこどもちゃれんじイングリッシュの2教材を資料請求しました。
こどもちゃれんじイングリッシュとワールドワイドキッズの違い
この2教材はどちらもベネッセの商品ですが、価格から内容についても大きな違いがあります。
こどもちゃれんじイングリッシュ | ワールドワイドキッズ | |
キャラクター | しまじろう | WWKオリジナルキャラクター |
対象年齢 | 1~6歳 | 0~6歳くらい |
価格 | 1回あたり3,571円~ ※ | 18万円~21万円 |
教材内容 | 英語玩具、DVD、絵本、親向け冊子 | DVD、CD、絵本、玩具、電子玩具など連動教材、親向け冊子 |
途中退会 | 可 | 可 |
教材お届け | 分割(2か月に1回) | 一括/分割 |
特徴 | 日本語も補助的に使用 | オールイングリッシュ |
※<こどもちゃれんじ>会員の方は一特別価格適用で2,880円~(一括払い選択の場合)
※受講費は選択したコースによって異なります。

こどもちゃれんじイングリッシュ
メリット
・低価格。1回当たりの価格が約3,000円~4,000円(2ヵ月に1回のお届けなので月額で計算すると約1,500円~2,000円)。こどもちゃれんじの既存会員なら更に割引価格が適用される。
・メインキャラクターがしまじろう。こどもちゃれんじやテレビ番組の影響でしまじろうを知っているお子さんならかなり食い付きは良いはず!
・年齢にあったコース別。「ぷち」「ぽけっと」「ほっぷ」「すてっぷ」「じゃんぷ」と年齢に合わせて5つのコースに分かれているので年齢に合った教材が送られてくる。
デメリット
・オールイングリッシュではなく日本語の解説もかなりの頻度で入る。
・ネットの口コミによると他の英語教材(主にWWK,DWE)よりも簡単な内容が多いため最終的な到達レベルが低いと言われている。
ワールドワイドキッズ
メリット
・オールイングリッシュ教材。こどもちゃれんじイングリッシュよりも勉強的な要素が多い。
・フォニックスも学べる(フォニックスとは英語圏の子供たちに読み書きを教えるために開発された発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法。これを覚えると初めて見る単語でも正しく読めるようになる)
・会員限定のワークショップなどアウトプットの機会がある。(有料)
デメリット
・価格がかなり高額。最高3回払いが選択できるがそれでもかなり勇気のいる金額(ただし途中退会は可能なので未届の教材分に対しては返金システムもある)
・Stage1~Stage6のフルセットの教材が1歳5か月から2ヵ月おきのペースで1stageづつセットで送られてくるので結構なハイペースで教材や玩具が増える。
肝心の娘の反応はというと、サンプル教材(主にDVD)はどちらもキャラクターが歌やダンスを交えて楽しくお勉強する内容なので、両方とも楽しそうに見入っていました。
こどもちゃれんじイングリッシュに決めた理由
双方のメリットデメリットを検討した結果、最終的に下記の3点が決め手となり「こどもちゃれんじイングリッシュ」を選びました。
- 家計から無理なく払える金額設定
- 子供の興味は変化しやすいので一括購入するWWKを使いこなせる自信がない
- WWKは教材がハイペースで届くため転勤族で狭い賃貸暮らしの我が家は収納に困る
やはり一番大きかったポイントは、こどもちゃれんじイングリッシュの挑戦しやすい価格設定。
子供は成長するにつれて興味の対象がどんどん変わっていきます。
その点を考えると、一括購入する高額なWWKを6年間にわたってしっかり活用できる自信が持てませんでした。
そして個人的に一番のデメリットだった、こどもちゃれんじイングリッシュがオールイングリッシュ教材でないというポイントについては、私が思う幼児期の英語教育で一番大切なことは「英語の勉強=楽しい!」というイメージを持ってもらうことであり、現時点ではハイレベルな到達点は求めていない。
「英語の勉強=楽しい!」にしっかり結びつけば「好きこそ物の上手なれ」で後々勝手に伸びていくだろう、とりあえずは大好きなしまじろうが楽しく英語を学ぶきっかけになってくれればOK!と考えることにしました。
こどもちゃれんじイングリッシュを1年間受講した感想
WWKと比較検討してこどもちゃれんじイングリッシュに決めた我が家。
長女が2歳半~3歳半までの1年間、こどもちゃれんじイングリッシュの「ぽけっと」コースを受講しました。
教材のクオリティは?
届く教材の内容は、ほぼ毎回DVD、絵本、玩具が1,2点のセットになって届くことが多かったと思います。
受講中に届いた教材の一部。
英語玩具が毎回かなりクオリティが高く、娘も大喜びで遊んでいました。
頻繁に遊んでいたので紙製のものは壊れてしまったものが多いですが、電池を入れて使用するおもちゃは全て故障することなく今でも現役なので下の息子もしっかり遊べそう!
受講費を無駄にしない!!教材活用で工夫したポイント
DVDは届いてから1,2週間は喜んでハイペースで見るものの、やはりだんだんと飽きてきて他のものに目移りしてしまいました。
そこで、家で手に取るペースが落ちてきたら車に持ち込み、運転中に流すという工夫をして強制的に目にする環境づくりをしました(笑)
家の中だと他にもたくさんのおもちゃやDVDがあるので目移りしてしまいますが、運転中だと親の選んだものを見るしか選択肢がないので必然的に集中して見ることになります。
英語絵本は毎晩の寝かしつけタイム(2歳ごろから毎晩寝る前に布団に寝っ転がって3冊絵本を読む習慣にしています)のときに読み聞かせていました。
そんな工夫もしつつ1年間受講してみた結果、終了する3歳半のころには、食べ物、動物、乗り物、色などかなりの数の英単語を覚え、マザーグースも頻繁に口ずさむようになりました。
1年間で受講終了。継続をしなかった理由
こんな感じで親子ともども1年間楽しんで英語に触れることができたこどもちゃれんじイングリッシュ。受講終了時期が近づいてきて、このまま継続するかどうか悩みました。
娘は毎回「しまじろうからのプレゼントまだかな?!」と喜んでいたのでずっと継続して欲しかったと思いますが、以下の理由により親の判断で継続はせず解約しました。
- おもちゃが増えて収納に困るようになってきた
- 「英語=楽しい!」のイメージ作りはできた
- アウトプットする機会が欲しい
1年間受講した結果、おもちゃや絵本の数がかなり増えてしまい、あまり物を増やしたくない私にとってプチストレスになってしまいました。
そして、こどもちゃれんじイングリッシュの受講の決め手にもなった「英語=楽しい!」と思ってもらうためのきっかけ作りは1年間でしっかり出来た手応えがあったので、今度はインプットばかりでなくアウトプットする機会が欲しいと思うようになりました。
教材で単語やフレーズをインプットばかりしていても、実際にそれを使ってアウトプットする機会がなければ使える英語力は身に付きません。
通信教育ではアウトプットをする機会はなかなか得られない(会社によってはワークショップやオンラインサービスなどを実施しているところもあります)ので、次はオンライン英会話で実際に英語を使ってみるステップに移りたいと思ったからです。

まとめ
結果的に1年間で解約してしまったこどもちゃれんじイングリッシュですが、こどもへの初めての英語教材としてはとても満足できる内容でした。
確かに、DWEやWWKと比較すると、最終的な到達レベルは低いんだろうなと思います。
なので「ネィティブのような英語を話せるようにしたい!」というハイレベルな目標を持った方には物足りないかもしれませんが、我が家のように「とりあえず英語に興味を持ってほしい」「英語=楽しい!というきっかけづくりをしたい」というご家庭にはなかなかお勧めできる教材だと思います。
