仕事

「パラレルワークのメリットデメリット」主婦目線でお伝えします。

「パラレルワーク」という言葉を聞いたことはありますか?

ことり

パラレルワークとは、簡単に言うと、複数の仕事を掛け持ちする働き方です。

まだあまり馴染みのない言葉ではありますが、働き方の多様化が進むここ数年間で、パラレルワークを始める人は着実に増えています。

実は、この記事を書いているわたし自身も3つの仕事を掛け持つパラレルワーカー。

育児・家事のスキマ時間を有効活用して、「パート」「在宅ワーク」「ブログ運営」の3つの仕事をしています。


子育てしながらいくつも仕事をするなんて大変そう

ことり

そう思われがちですが、実はこの「パラレルワーク」という働き方、主婦にとってはメリットだらけなんです!

今回は、自身もパラレルワーカーとして働く私が、パラレルワークの魅力についてお伝えします。

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わたしの働き方

パラレルワークの魅力をお伝えする前に、わたしの働き方や仕事内容について簡単にご紹介。

ことり

冒頭でもお伝えしたとおり、今現在は3つのお仕事に携わっています。それぞれの詳細はこんな感じ。

  1. 事務パート……自宅近くの会社。平日週3日、9時~13時まで勤務。時給1,000円。
  2. 在宅ワーク……完全在宅。とある企業のコンテンツ制作。時給ではなく、成果制の業務委託なので、就業時間は自由。
  3. ブログ運営……自分で立ち上げたWordpressの独自ブログ。

出社が必要で、時間的に拘束されるのは事務パートのお仕事のみ。

在宅ワークは納品の締め切り期日はあるものの、就業時間は決まっていないので、自分の好きな時間に進められます。

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パラレルワークとダブルワークの違い

パラレルワークという言葉は馴染みがないけど、ダブルワークなら知ってるよ!

と言う方が多いのではないでしょうか?

パラレルワークもダブルワークも、複数の仕事を掛け持ちする働き方のことですが、両者の違いはちゃんとあります。

「ダブルワーク」とは、本業と呼べる仕事を持ちながら、収入の不足を補うためなどに、就業後や休日などに他の仕事をすること

それに対して、「パラレルワーク」とは、本業を持たず、複数の仕事に並行して携わる働き方。

ことり

どちらも「ふくぎょう」と呼べますが、イメージで表すなら「ダブルワーク=副業」「パラレルワーク=複業」ですね。

わたしは3つの仕事に携わっていますが、週の稼働時間を比べても、どれも同じくらいの配分なので、まさに「複業」のパラレルワークです。

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パラレルワークのメリットデメリット

わたしのパラレルワーク歴は約半年。

パラレルワークを語るには、まだまだ駆け出しではありますが、この短期間でも充分にメリットを感じています。

収入が安定する

今月は子供たちの体調不良が続いて、全然働けなかったー

ことり

うんうん、子供が小さいうちはしょっちゅう風邪をひくし、急なお休みになりがちですよね。

こんな場合、時給制のパートのみだと、収入は大幅減!

働きたいのに、思うように働けないジレンマでストレスも溜まります。

でも、在宅ワークなら自宅にいながら作業ができるので、こんな場合でも収入を絶やさず得ることができるんです。

ひとつの仕事がダメでも、他の仕事でカバー可能なので、収入面でも精神面でも安定することができます。

気分転換できる

仕事を続けていると、マンネリやトラブルで落ち込むとき、スランプに陥るときってありますよね。

仕事がひとつだけの場合、悩みつつもその仕事を続けるか、思い切って転職するしかありません。

しかし、他にも並行している仕事があれば、上手く気分転換しながら続けていくことができます。

わたしの場合、もともと人とコミュニケーションを取ることが好きなので、自宅に籠もりっきりの在宅ワークが続くと、ストレスを感じてきます。

その点、事務パートは決まった時間拘束されるというデメリットはありますが、仕事仲間と会話することがストレス発散につながっています。

ことり

さらに、パート仲間と会話する中で、ブログ記事のネタが生まれたりする相乗効果も。

飽き性なわたしは、複数の仕事で気分転換しながら働けるこの環境を、とても気に入っています。

居場所がたくさんあるって良いかも

将来的なリスク回避

最初にあげた、「収入の安定」にも繋がりますが、複数の仕事を掛け持つことは、将来的なリスク回避にもなります。

終身雇用制度はとっくに崩れ、今やどんな大企業に正社員で勤めていたとしても、定年まで働き続けられる保証はどこにもありません。

ことり

AIの発展に伴って、今ある仕事の多くは将来的にはなくなるとも言われていますよね。

わたしが新卒からやってきた「事務」のお仕事も、将来的にはAIに取って代わられる可能性が高いと言われている職種です。

仕事内容も職場環境も、とても気に入っている事務パートのお仕事ですが、職場の都合で解雇される可能性は充分にあると思っています。

なので、仕事をこれひとつに絞るのはリスクが高い。

複数の仕事に従事していれば、同時に全てを失う可能性は低くなるのはもちろんのこと、複数のスキルを並行しながら磨いていくことができるので、再就職の幅も広がります。

ことり

自分の将来に保険をかけておくのは人生の大きなリスクヘッジです。

ママ友対策

これは番外編と言いますか、「ママ特有」な理由かもしれませんが……

ここ数年でかなり浸透してきた「在宅ワーク」ですが、まだまだ私の身近では珍しいもの。

ママ友に「在宅ワークしてる」なんて話をすると、物珍しいのか根掘り葉掘り聞かれたこともありました。

確かに、どんなことやってるのか気になっちゃう!

正直、ブログを運営していることはリアルな知り合いには秘密にしておきたいですし、在宅ワークの仕事も、未発表で口外してはいけない情報を扱っているので、あまり触れられたくはありません。

ママ友と仕事の話になったとき、「家の近くの会社で事務のパートしてるよ~」と、パートのことだけ答えておけば、無難にやりすごせるので便利なんです。

ことり

在宅ワークをしていることは、仲の良い友人数人にしか言っていません。ブログ運営まで知っているのは夫だけですねw

自己管理が必要

ここからはデメリットについて。

場所や時間の面で自由度が高いパラレルワーカーですが、複数の仕事を抱えるということは、それだけスケジュール管理は複雑になります。

収入を上げたくて、ついつい仕事を入れすぎてしまったものの、子供の発熱で当初の予定通り進められず納期を守れなかった……

なんてことになっては大変。

また、成果制の在宅ワークの場合は、勤務時間が決まっている仕事とは違って、やろうと思えばいくらでもやることができます。

結果、連日深夜まで頑張りすぎて体調を崩す……なんてことも。

パラレルワークを長く続けていくためには、上手に自己管理できるバランス能力が必要です。

福利厚生の恩恵を受けにくい

パートや派遣社員の場合、ひとつの就業先で一定の労働時間などの条件を満たせば、有給や育児休暇など、福利厚生を受けられることがあります。

しかし、パラレルワークの場合は、どうしても一ヶ所での就業時間が短くなりがちのため、所定の労働時間基準を満たせず、福利厚生は受けられない可能性が高くなります。

時間や場所に左右されず、自由な働き方を手に入れられる一方、会社からの手厚い保護は受けにくくなることを理解しておきましょう。

まとめ

わたし自身、このパラレルワーカーという働き方をとても気に入っています。

実は、わたしの場合は「将来のリスクヘッジ……」なんて難しいことを意識してパラレルワーカーを目指したわけではなく、育児家事と両立して無理なく働ける仕事を見つけていったら、結果的にこうなったというパターンです。

ことり

でも、実際に始めてみたらメリットだらけ!

家事育児のスキマ時間を上手く活用しながら働けるので、特に子育て中の主婦にはぴったりな働き方ではないでしょうか。

居場所が増えたことにより、人との出会いも増えました。

職場が変われば、集まる人の層も変わるので、毎日いろいろな刺激があります。

ひとつの仕事だけに従事しているよりも、明らかに出会いや学びの多い毎日を送れていると感じています。

まだまだ身近で実際にやっている人は少ないパラレルワークですが、今後その人口は着実に増えていくと言われています。

ことり

あなたもこの機会にパラレルワークを始めてみませんか?