そろそろ働きはじめたいけれど、ブランクが長すぎて、どうやって仕事探ししたらいいのかなぁ……
専業主婦生活に終止符を打つべく、仕事探しを始めようと思ったものの、いざ始めてみると、
- ずっと専業主婦だったけど、履歴書のアピールポイントに何を書いたらいいの?
- 「パート」「派遣」どっちにするべき?
- 求人情報はどこで探す?
- 面接対策って何かしたほうがいいのかな?
など、次々に疑問が湧いてきて、不安になっていませんか?
でも大丈夫!
9年間専業主婦をしていましたが、しっかりポイントを押さえて動いたおかげで、就活開始から約1ヶ月で希望していた事務パートのお仕事をいただくことができました。
この記事では、ブランク長めの専業主婦が、再就職のためにやったこと、使ったサービスなどについてお伝えします。
わたしのスペック
具体的な就活の話をする前に、まず簡単にわたし自身の経歴と、仕事探しの条件をご紹介。
- 1986年生まれの30代後半
- 小学生と幼稚園、2児の母
- 文系の4年生大学卒
- 新卒で専門商社の営業アシスタントとして入社。勤務約6年で転勤族の夫との結婚により退職。
- 結婚後は1、2年おきに全国各地を転々としていたため、約9年間ずっと専業主婦。
- PCスキルはExcel、Wordが中級程度。
- 基本的な勤務時間は、子供たちが学校へ行っている9:00~15:00。
- 学童保育、預かり保育を利用して週に2.3日程度であれば17:00まで勤務可能。
- 帰省のため、長期休みには4、5日程度まとまった休みが欲しい。
- 子供たちの学校行事はできるだけ参加したい。
- 通勤時間は自転車で20分以内。
今振り返って見てみると、なかなか制約が多くて厳しそうな条件ですね。
でも、子供たちにまだまだ手がかかるこの先数年は、この条件を満たす職場でないと、長くは続けられないと思い、自分に正直に長期決戦で挑む覚悟でした。
職種は、できれば前職と同じ事務職を希望していましたが、働ける条件の制約が多い分、あまり絞り込みすぎず、自分に出来そうな内容であれば、サービス業など未経験の分野も積極的に視野に入れて動くことにしました。
求人情報、どこで探す?
いざ、仕事探し開始!
……でも主婦向けの求人ってどこで探せばいいのかなぁ
私自身も久しぶりの就職活動で、どこから動いたらよいのかわからず、最初の数日は手当たり次第にいろいろなサイトを閲覧していましたが、最終的には以下の3つに落ち着きました。
求人サイト
簡単な情報を登録するだけで、1番手軽に始められる方法ですね。
まずは、通える範囲にどんな求人があるのかをざっくり知るために、手っ取り早く簡単に登録できる「求人情報サイト」からスタート。
アプリがあるものなら、新着情報があれば通知でお知らせしてくれるので便利です。
ハローワーク
「職探し」と言えば世代を問わず選択肢に上がるハローワーク。
登録のためには直接出向かないといけないので、自宅から遠い方にはハードルが高いかもしれません。
しかし、しっかりと対面で相談できることから、ブランクが長く、就職活動そのものにいろいろと不安が多い場合は、細かなところまで直接相談できる安心感があります。
マザーズコーナーを設置している拠点も多く、意外と子連れでも利用しやすいです。
実際、わたしも最寄りのハローワークのマザーズコーナーを利用しましたが、相談員の方々は子育てが一段落した先輩ママさんが多く、とても親身に相談にのってくれました。
履歴書の書き方や、面接対策も行ってくれるので、お近くにあるなら是非一度足を運んでみることをおすすめします。
人材派遣会社
事務職を第一希望に求人を探し始めること数日。
事務職なら、パートより「派遣社員」のほうが求人件数も多く、時給が良いことに気づきました。
一般的に企業が広告を出して直接人材を募集すると、時間もコストもかかりますが、派遣会社を経由して紹介してもらえれば、求めるスキルを持つ人材をすぐに得ることができます。
結果として、企業は採用にかかる費用を削減できる分、派遣社員に相場より高めの給料を支払うことができるんですね。
というわけで、途中から派遣も視野にいれて、2社の派遣会社に登録しました。

結果的に、今回わたしがご縁があった仕事は、求人サイト経由で見付けたものでした。
しかし、久しぶりの就職活動で不安だった点を、ハローワークや派遣会社の電話カウンセリングで直接相談出来たことが、とても良かったと感じています。
それぞれのメリットをいかして効率よく就活するために、複数のサービスを併用するのがおすすめ!
履歴書・職務経歴書を作ろう
チャレンジしてみたい求人が見つかったら、すぐにでも申し込めるように、履歴書は早めに準備しておきましょう。
履歴書のアピールポイント欄には、前職のスキル以外にも、専業主婦生活で培った経験も自信をもって書いてくださいね!

履歴書に貼る写真は、わざわざ写真店に出向かなくても、スマホのアプリで作成することも出来ます。
わたしはこちらのアプリを使いました。簡単な加工もできるし、コンビニの複合機で現像できるので便利!
履歴書だけでOKな求人もありますが、事務職の場合は、履歴書の他に「職務経歴書」の提出を求められる場合もあります。
履歴書は年齢や学歴など、応募者のプロフィールを確認するための書類。
それに対して、職務経歴書は、あなたが今までやってきた業務経験と仕事にいかせるスキルについて確認するための書類です。
「職務経歴書 雛形(フォーマット)」で検索すると、職種別の雛形がたくさん出てくるので大丈夫!
面接対策は入念に
無事に書類審査を通過したら、いよいよ次は面接です。
「主婦のパート」と侮ることなかれ。
職種によっては、抜き打ちで簡単な学力テスト(計算問題や一般常識)のような物があったり、自己アピールタイムがあることもあります。
私も実際、抜き打ちの学力テストで撃沈した経験あり……
抜き打ちテストは対策のしようがないとしても、質疑応答については、ある程度予測して練習しておけるので、しっかり考えておきましょう。
私自身の経験も踏まえて、「主婦が面接で聞かれやすい質問」について考えてみました。
- 自分の短所、長所を教えてください。
- 前職をやめたきっかけは?
- お子さんが体調不良の場合はどうしますか?
- 残業は可能ですか?
- また働こうと思ったきっかけは何ですか?
- これまでどのような仕事を経験してきましたか?
- ブランクが長いようですがなぜですか?どのように過ごされていましたか?
- 自己PRをお願いします。
- なぜこの仕事をやってみようと思ったのですか?
- いつから働いてもらえますか?
- クレーム対応は大丈夫ですか?
- 家族は働くことに賛成していますか?
どれもシンプルな質問に見えますが、印象良くスムーズに答えようと思うと、ぶっつけ本番ではなかなか難しいものです。
事前にしっかり考えをまとめておきましょう。
私は、前日に声に出して練習しましたw
当日の服装
新卒でもないし、主婦のパートだから私服でOKだよね?
職種にもよるけれど、やっぱりスーツが無難!
「社会人としての常識がある」ということをアピールするためにも、服装は無難にスーツを選んでおいたほうが安心です。
「スーツはあまりにも堅苦しすぎる」
「面接用のスーツなんて持ってない!」
という方は、せめて綺麗目でシンプルなジャケットスタイルで臨みましょう。
事前に職場へ問い合わせる機会があった場合は、当日の服装について聞いてみるのも良いですね。
ハローワークや派遣会社経由で応募するなら、担当スタッフの方に相談してみるのが安心です。
まとめ
就職活動で何よりも大事なもの。
それは、フットワークの軽さです!!
あなたが「良いなぁ」と感じる求人は、他の人たちにとっても魅力的なはず。
「どうしよう?わたしにできるかな?」
なんて迷っている間に、あっという間に埋まっていってしまいます。
小さい子供がいる主婦の場合、働きやすい時間帯というのは大抵みんな同じ。
「9:00~15:00」や「週2からOK!」なんていう求人は瞬殺で消えていきます。
勇気を持って応募してしまえば、後は意外と簡単なもの。
たとえ不採用だったとしても、落ち込む必要は一切なし!
面接だって、受ければ受けるほど面接慣れして口が上手く回るようになっていきますw
この記事にたどり着いた時点で、「再就職」への最初の一歩はもう踏み出してる!
あなたにぴったりのお仕事が見つかりますように!