こんにちは、転妻なっちです!
この記事に辿り着いて下さったという事は、あなたは私と同じ転妻さんでしょうか?
なっちは今年で転妻歴6年目の2児ママ専業主婦。
今でこそ楽しい毎日を送れていますが、2年ほど前には転勤族生活が辛すぎて、毎日涙ばかりのどん底な日々を過ごしていた時期がありました。
初めての育児にいろいろと不安を抱えていても、周りに気軽に相談できる人もいない。夫は毎日激務で、日中はイヤイヤ期の娘と二人きりの生活…
そんな私を救ってくれたのは『ブログ』をはじめとするSNSでした!
今回は、SNSに救われた私の体験談をお伝えします。
転妻なっちの体験談
私たち夫婦は数年間の遠距離恋愛の末、2013年に結婚しました。
私は夫の赴任先へ引っ越さなければならなかったため、新卒から5年ほど勤務した会社を辞めることに。
結婚式も終わり、新天地での生活が少し落ち着いてきたら、派遣社員として働こうと考えていた矢先、娘を妊娠していることが発覚!
新婚時代に赴任していた土地は、地方ではありましたが県庁所在地でそれなりに栄えていたため、知り合いはいなくともそこそこ楽しく過ごしていました。
順調だった新婚生活が田舎への転勤で一変
そして、娘が1歳を迎えるころに転勤で新たな土地へ。
とはいえ、『住めば都』という言葉もあるし、しばらく住んでみれば楽しく過ごせるようになるだろう!という前向きな気持ちで新生活を始めました。
が、娘を連れて支援センターや公園に行ってみても、同じような転勤族に出会うことは全くなく、さらには地元育ちのママさんばかりですでにグループが出来上がっているので、なかなか輪に入りづらい…
もちろん、地元ママさんや保健師さんたちもとても優しい方々が多かったので、顔見知りになれば軽くお話しすることはよくありましたが、数人が集まるとすぐに地元ネタに花が咲くので、外から来た私には話に入れないことが多々ありました。
そして土地柄なのか、祖父母と同居で共働きの方々がとても多く『保育園どうする~?』という保育園選びの話題なんかもとても多く、転勤族で保育園に通わせる予定のなかった我が家は『あ、うちは幼稚園のつもりで…』となってしまうことも。
さらには、会話の流れで『転勤族なんです~』というと、『あぁ、仲良くなってもすぐにどこかへ行っちゃうんだな』と思われてしまったのか、その後の態度があからさまにそっけなくなったことも…
これはすごく悲しい体験でした。
引っ越しから数か月経ってもこんな状況が続くと、最初は『友達づくり』に意気込んでいた私もだんだんと気持ちがめげてきてしまい、さらには娘のイヤイヤ期も重なって、ついには毎朝目が覚めると1日をやり過ごすのが憂鬱でたまらないと感じるようになり、夜には理由もなく涙が流れるようになってしまいました。
夫に対しても「こんな場所嫌だ!なんでこんなところに住まなきゃいけないの?早く出ていきたい…」と愚痴をこぼして八つ当たりしてしまったり。
このままでは自分がダメになってしまう!家族にも良くないし、なんとか今の生活から抜け出したい!!
そう思った私が始めてみたのがAmebaの無料ブログ(通称アメブロ)でした。
ブログを始めて変わったこと
数年前から読者として馴染みのあったアメブロで自分のブログを開設し、もともと興味のあった家計管理や節約術について記事を書き始めました。
もちろん最初は0人だった読者数も、だんだんと続けるうちに増えていき、それに伴ってコメントをもらえることも増えました。
田舎での転勤生活で、じっくり話せる大人は夫しかいなかった私にとっては、読んで下さる方々といろいろな話題で毎日コメントのやりとりが出来ることがすごく嬉しく感じました。
転勤族生活の辛さを書いた記事をアップしたときには、「私もそうだったから気持ちわかるよ!」と同じような境遇の転勤族妻さんからたくさんの共感コメントを頂き、
「転勤族生活を頑張っているのは私だけじゃないんだ!」と、とても励まされました。
反応をたくさん頂けるようになると、更新するのも楽しくなり、気づけば毎朝を迎えることが憂鬱ではなくなっていました。
相変わらず実生活では気の許せるお友達はなかなか出来なかったけれど、毎日ブログでいろいろな方と交流できることによって毎日を楽しく過ごせるようになったんです。
転妻生活はなぜつらいのか
私の実体験でも辛さをお伝えした転妻生活。
『なぜ転妻生活はつらいのか?』を自分なりに考えてみましたが、やっぱりそれは
転勤族妻は転勤するたびに築き上げてきたものが全てリセットされること
なのではないかなと思います。
もちろん転勤が決まれば大変なのは夫も同じ。
慌ただしく引き継ぎ業務をこなし、新しい職場で新しい人間関係にも気を遣いつつ業務の内容を覚える。
とっても大変なことだと思います。
でも、転勤は夫にとってはキャリアアップに繋がることも多いし、人間関係も「同じ会社で働いている」という大きな共通点を持ちながら築いていけるというメリットがあります。
一方、妻はというと、新たな土地では全くの白紙からスタート。
自分の友達、ママ友、子供の幼稚園、子供のかかりつけの病院、ご近所付き合い。
今までの土地で時間と気苦労をかけて頑張って築いてきたものが全て一からやり直し。
何のキャリアアップに繋がることもなく、転勤の度にリセットされる。
これが本当に辛いのだと思います。
そして子供が大きくなるに連れて、子供の転園、転校に対する心のケアもしっかりしていかなければならず、これも基本的に妻側が主に負担することが多いはず。
引っ越し作業や転園手続きなど身体的な負担も大きいけれど、この「転勤の度に全てがリセットされる」という精神的な負担が一番つらいのです。
転妻がSNSを始めるメリット
転妻最大のデメリットである「転勤の度に全てがリセットされる」という問題。
でも、SNSならそんなことはありません。
全世界どこへ行ってもネットで繋がっていられるので大丈夫!
どこへ転勤しても、変わらない自分の居場所がある
この安心感は、私にとってすごく大きなものでした。
そして、気づけばブログ開設から2年が経ち、読者数も300人を超えました!
ブログ開設から約1年後には念願の都市部への転勤もあり、相変わらず転勤族生活で大変だと感じることは度々ありますが、今は毎日を本当に楽しく過ごせています。
そして、新たな赴任先にブログで知り合った転妻さんがお住まいだったことも分かり、なんと直接お会いすることもできました!
そして、転妻にとってずっと続けられる人間関係以外にも、もう1つSNSで得たメリットがありました!それは
新しい赴任先のリアルな情報が得られる
ということ!
実際、我が家も今回の転勤で物件探しをしなければならなくなったとき、ブログを通じて知り合った転妻さんたちに、周辺の治安状況や暮らしやすさ、幼稚園の入りやすさなどたくさんの情報を頂き、本当に助かりました。
おかげで今の転勤先では快適な生活を送れています。
赴任先の土地の情報は、某口コミサイトなどでも入手できますが、口コミサイトだとデメリットは削除されていて、良い事ばかり載っている可能性もあるので、転妻さんたちのリアルな情報はとても参考になりました。
私の転妻生活は間違いなくブログを始めたことで充実したものに変わることができたと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
転妻生活は本当に辛いことが多いです。
実際、夫の会社の方で奥様が転妻生活に耐えきれず離婚されてしまったご家庭も…
『さすがに離婚は…』とは思いましたが、私はその奥様の気持ち、分からないでもないです。
私だって、2年前の生活をあのまま続けていたらどうなっていたかなんて分かりません。
孤独に陥りがちな転妻生活を乗り越えるには、SNSはとってもオススメ!
現在、私はブログの他にインスタグラムもやっていますが、インスタでもたくさんの転妻さんと楽しく交流させてもらっています。
まだまだ続く転勤族生活、一緒に頑張って乗り越えていきましょうね!